パロです。












「疲れた時には甘いものがいいですよ」
そう言って観月さんは食べているチェリー味のアメをに口移しで食べさせようとする。
「!ちょ待…ダメですっ」
は驚いて真っ赤になりながらささやかな抵抗をする。
「この前のキスは良かったのに?」
慌てふためくを他所に観月さんは冷静な声色で言った。
そう、つい先日観月さんにからかい半分でキスをされたばかりだったのだ…
は思い出して当然赤面する。
「あれはっ…観月さんが勝ってに…」
は耳まで真っ赤にして恥ずかしさのあまり冷静さを失いつつあり、叫んでしまった。
ぽいっ
口の中に甘酸っぱい味が広がる。
「!!」
叫んで大きく開いたの口に観月さんが鞄から取り出したアメを放り込んだ。
「それじゃぁがんばって仕事をしてくださいね」
してやったりとクスクス笑いながら教室の外へ駆けて行く観月さんをは呼び止めた。
「観月さん!」
観月さんは入り口で立ち止まりこちらを振り向く。
夕日に照らされて観月さんがオレンジ色に縁取られて美しかった。
「そのアメ、今 僕のくちびると同じ味がしますよ」
少しはにかんだように微笑む観月さん。
はすっかり見とれてしまいしばし動くことが出来なかった。
「さようなら」





©大高忍

な絵です…
妄想爆発!

チェリー味のアメ常備にトキメキを感じてやってしまいました!




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